福岡県訪問リハビリテーション研究会議事録
H24.03
定期研究会
1.症例検討会
担当:たたらリハビリテーション病院
検討内容:OPCA 罹患者のADL 上の問題、予後予測を踏まえてのリハ・環境設定
- 誤嚥・骨折により容易にレベルダウンが予測される。
- コミュニケーション手段(筆談含む)の確認と確立が必要。
- 奥様の精神状態のフォローも必要。
- 転倒時または最終的に誰が・どこが面倒をみるのか?について要検討。
2.介護保険と医療保険のダブル改訂に関して
<現在、項目として挙がっている検討課題>
- Dr.の指示について
- 月1回から3 ヶ月1 回へ変更。
- 看護ステーションは(現行)3 ヶ月1 回から半年に1回へ変更。
- 訪問リハビリ時に訪問介護スタッフの同行可能。算定可能。
- 実際に直接指導が可能となり、3 ヶ月に1 度の頻度で算定も可能。
- サテライト
- 条件付であるも拠点を別に持つことができ、活動範囲を拡大する事が可能となる。
- 状態悪化に関して
- 訪問リハビリ利用者が状態悪化された場合、退院後3ヶ月以上経過していても状態悪化に対する短期集中的な介入として加算が認められる可能性あり。ただし、(算定期間・状態など)条件が細かくなると考えられる。
- 医療保険から介護保険への移行
- 現行では介護保険認定がおりるまでの期間、1 ヵ月間であれば医療保険での訪問リハビリが認められている。改訂案では結果が出るまでの期間、2 ヵ月間は医療保険での訪問リハビリが認められるようになる。
- 今後の予測
- 短時間のデイケアなどに対して待遇が良くなってきている傾向がある。訪問リハビリの対象としても重症化してくる可能性高い。
3.連絡事項
- たたらリハビリテーション病院・千鳥橋病院で訪問リハビリのST を開始予定。
- 摂食・嚥下の関わりとしてNs.の同行が必要なのか。
- リスク管理などについて他事業所ではどうしているか。
H23年06月10日(金)
定期研究会
1.症例検討
那珂川病院 ~ 一人でP-トイレができるようになりたい ~
2.集団指導
- 苦情の窓口について
- 県や市も契約書に記載しておかないといけない。
- 安全管理者について
- 公用車についての安全管理者を決めておかないといけないので、院内レベルで確認する。
- 法令遵守について
- 個人情報漏洩の罰則について
- 個人情報を漏洩した際の罰則についてどのようになっているのかを確認する。
- また退職後であっても有効であるため、どういった罰則になっているのかなども確認しておく。
- 新規事業について暴力団排除
- 新規事業に関しては暴力団排除の契約書が義務づけられている。
- 事故などの報告について
- 書式にして、県や市に報告をしないといけない。しかし、どのレベルからとい
- う決まりは無いため、自己判断になる。
3.伝達事項
①症例検討の順番は4月に参加していた施設順で実施します。(下記に記載)
- 那珂川病院
- 訪問看護ステーションいちばん星
- 大森整形外科医院
- 白十字病院
- 千鳥橋病院
- 原病院
- 聖和記念病院
- 大木整形リハビリ医院
- 朝倉健生病院
- たたらリハビリテーション病院
- 誠愛リハビリテーション病院(訪問看護ステーション誠愛)
- 西福岡病院
- 福岡徳洲会病院
- 牟田病院
※ 入っていない施設は申し出て下さい。順番に組み込みますので。
②メーリングリストの活用
- 連絡事項や質問など何でも構いません。どしどし活用して下さい。
③各施設の連絡簿を配布
H23年02月04日(金)
定期研究会
H23.02.04(金)
参加者
大木整形・リハビリ医院、西福岡病院、たたらリハビリテーション病院、誠愛リハビリテーション病院、福岡市医師会訪問看護ST、朝倉健生病院、千鳥橋病院、福岡徳洲会病院、那珂川病院
1 訪問リハ利用者の受診について各事業所からの対応状況報告
- ●福岡市・春日市の病院
- 新規の方から対応しているが、往診が困難なところも多く、往診が必要な利用者は事業所移行となる可能性も高い。
- 往診可能となったところでは、可能な日がかなり制限されることと、セラピストの往診同行を継続していくかなどの問題がある。
- 他病院かかりつけの新規依頼はどこも減少。
- ダブル受診開始して数ヶ月経過すると、やはり受診が利用者の負担になっている様子。受診の目的や、(リハ医ではない)医師の診察のみを受けることに対するフォローアップが必要。
- 訪問看護ステーションでは今のところ移行してきた利用者なし。
- ●筑後地区
- 市の担当者も認知していない。情報なし。
- ●1病院は現行の事業所を閉鎖して、訪問看護ステーションへの移行
- (スタッフ・利用者とも)を検討中
2 症例検討会
- 担当:朝倉健生病院
- 内容:パーキンソン病、認知症を呈する症例の転倒予防について考える
3 連絡事項
- 4月~勉強会の案内をメーリングで送る予定。
- そのため、ホームページでの会員登録をお願いしたい。
- (メールアドレスは病院のものでも個人のものでも可)
- 質問・相談など何でも受け付ける。
H22年11月26日(金)
定期研究会
議題:訪問リハ利用者の受診への対応について
H22.11.26(金)
参加者
大木整形・リハビリ医院、西福岡病院、たたらリハビリテーション病院、千鳥橋病院、誠愛リハビリテーション病院、福岡市医師会訪問看護 ST、朝倉健生病院、福岡徳洲会病院、聖和記念病院、大森整形外科医院、牟田病院、那珂川病院、
通達内容の確認
- 福岡市行政担当(発信元)
- 厚生労働省老人保健課
- PT・OT 福岡県士会
- 以上へ電話等で問い合わせたが、新たな通達ではなく、今まで通りの内容事項の徹底をはかったとのこと。解釈については通達にある内容が正しいという認識。
- 訪問リハの指示を出している医師がリハ実施計画書の作成に参画していることが必要であり、状態が変化した場合や内容の変更が必要な場合、医師の指示のもとという前提がある限り当該医師の判断が必要。そのためにも診察を受けておく必要はある。
各事業所の対応状況報告
- 今月より受診、往診の対応を開始した。
- 新規依頼の方から対応開始した。
- まだ対応できていない。
- 受診困難な方への往診は検討中。
- 外部主治医への説明について検討中。
- 受診困難な方で事業所の変更があった。
- (筑後地区)周辺の病院では内容が全く周知されていない。
- 大野城市役所より今年度中に対応するように連絡があった。
<今後の対応について>
- 今年度中には体制が整えられるよう動いていく。
- 今回の変化でも実績をきちんとあげられるようにしていかないと、リハの必要性を問われることになるだろうから・・・。
- 質問事項、アップしてほしい内容等があればホームページへ。
H22年10月08日(金)
定期研究会
議題:福岡市高齢者施策推進課 在宅サービス指導係からの通知事項への対応について
H22.10.8(金)
参加者
大木整形・リハビリ医院、西福岡病院、たたらリハビリテーション病院、千鳥橋病院、誠愛リハビリテーション病院、福岡市医師会訪問看護 ST、大森整形外科医院、那珂川病院、朝倉健生病院
通知内容
別の医療機関の医師から情報提供を受けて行う場合の(介護予防)訪問リハビリテーションの取り扱いについて(H22.10.6 付)
- 別の医療機関の医師による診察は毎月必要である。
- 別の医療機関の医師から情報提供を受けた場合であっても、訪問リハビリテーション事業所の医師が、利用者について改めて毎月診察する事が必要である。
今後、上記のように取り扱うよう通知します。
<現時点で確認できたこと>
- 参加事業所の中では、別医療機関からの診療情報提供書をもとに、担当医師に指示をもらっており、毎月両方への受診を実施してもらっている事業所はない。→今まではその方法で、特に問題となることや指摘を受けたことはない。
- 参加事業所のほとんどは、別医療機関から情報提供を受けている利用者が半数を超えているため、すぐに通知のとおりに対応することは困難。
- 福岡市以外の地域については通達がきていない。
- 各事業所とも対応については未定。
<今後の対応について>
- 全国組織、県レベルへ報告、対応策の方向性について打診する。
- 個々での福岡市への問い合わせは控える。
福岡県訪問リハビリテーション研究会年間スケジュール
平成25年度開催予定
- 04月 第2週目 金曜日開催予定
- 06月 第2週目 金曜日開催予定
- 08月 第2週目 金曜日開催予定
- 10月 第2週目 金曜日開催予定
- 12月 第2週目 金曜日開催予定
- 02月 第2週目 金曜日開催予定
以上のスケジュールはあくまでも予定です。
緊急で開催する場合や日程変更もあり得ます。
詳細なスケジュールに関しては、HPやメーリングにて会員へ連絡します。